21May
人は生まれた瞬間から歳を取りはじめます。
時間の経過という約束があるのでこれはすべての人に平等ですね。
小学生、中学生くらいはみんな歳相応の年齢に見えます。
でも30歳、40歳、50歳になるにつれ、人によって差が出てくるのはナゼでしょうか?
「老化」と言いますけど、どのような状態になることを老化と呼ぶのでしょう?
老化とは
老化(ろうか、英: ageing、aging)とは、生物学的には時間の経過とともに生物の個体に起こる変化。その中でも特に生物が死に至るまでの間に起こる機能低下やその過程を指す。
Wikipedia出典
その昔、老化の定義は「死にやすくなること」でした。
ざっくりしてますねw
死ぬ原因もいろいろあると思いますが、病気になりやすくなったり、怪我しやすくなったり、全部含めて「死にやすくなる」と老化したということでしょう。
老化の種類
実は老化には次の2つがあります。
- 個体老化
- 細胞老化
個体老化とは、シワが増える、筋肉が衰える、臓器や脳の機能が衰えるなどです。
一般的に老化といえばこの個体老化です。
いわゆる「見た目の老化」も指します。
さらに視力、聴力、嗅覚、歯、毛髪なども老化によって機能の低下が現れます。
一方、細胞老化とは、私達の体に60兆とも70兆とも言われる細胞にも寿命があるという考え方です。
細胞は常に体中で分裂を繰り返してますが、その回数に限界があり、その残りの回数が減っていくことが細胞の老化です。
老化は人気がある
老化についての人々の興味は紀元前からあります。
秦の始皇帝は不老不死を求めたそうです。
最高の権力を手に入れた人でも、だれにでも平等な「時間」というものには逆らえませんでした。
不老不死については、物語でよく取り上げられるテーマです。
大体、悪者が手に入れようとするパターンが多いですね。
テレビでも最近は健康関係の番組が多いように感じますが、老化やアンチエイジングというテーマもよくあるので視聴率が取れるのかもしれません。
最後に
「老化」と似た言葉に「加齢」がありますが、この2つは異なる意味を持っています。
加齢は字の通り、年齢を重ねていくことです。
物理的な時間軸のことです。
老化も加齢も止めることは出来ませんが、老化はそのスピードを緩めることは出来ます。
それが「アンチエイジング」です。
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