8Jul
いやいやする労働はかえって人を老衰に導くが、
自己の生命の表現として自主的にする労働は、その生命を健康にする。
-与謝野晶子(歌人)-
美容やダイエットなど外部からアンチエイジングする方法はたくさんあります。
しかし本当に根本からアンチエイジングするなら体の中から、さらには心の中が1番重要です。
ストレスは悪者なのは当たり前?
ストレスというと、マイナスのイメージだと思います。
極端に言うと、現代社会の悪の根源だという人もいるでしょう。
アンチエイジングの観点から言っても、ストレスを抱えることは最悪です。
どんなに良い美容品を使っても、大きなストレスがあるとその効果は減ってしまうでしょう。
ストレスを感じ続けると、病気の原因にもなります。
確かに、生活していると世知辛い世の中を感じることはあります。
30代、40代にもなると仕事や家庭なその両方にのしかかる重圧は、なかなかのものです。
でも、これを悪いストレスと感じて負の捉え方をするか、良いストレスと感じてバネにするかで大きな違いがあります。
ストレスがどう作用するかは自分次第
こちらの記事をご覧ください。
「ストレスが身体に悪い」は大ウソ! 健康心理学者が語った、本当は怖くないストレスの話
簡単にまとめると
- 「ストレスは害である」という考えが身体に悪影響を及ぼす
- 「ストレスは良いものだ」という考えを持つと身体にいい反応が起きる(ハーバード大学で研究された)
- ストレスを感じると分泌するオキシトシンというホルモンは身体にも心にも良い
- 自分の考え方、行動次第でそのストレスの作用を変えることが出来る
といったところです。
TEDでプレゼンされた話です。
英語ですが動画もあります↓
人間は社会で生きている限りストレスを感じないということは無理じゃないかと思います。
そこで「ストレスに打ち勝とう」とか「ストレスを避けよう」とか、「ストレスを感じていない」と思い込むのではなく、
ストレスを受け入れた上でそれをポジティブに捉えるということですね。
なにか嫌なことや憂鬱なことをストレスだ、ストレスだと思って考えすぎても何もいいことはありません。
「ストレスが良いことだ」なんてまったく無かった発想なので、新しくて面白いですね。
東洋経済新報社
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